私が世界で一番言われて「嫌な言葉」〜先生と呼ばれる人達へ
2014年07月07日(月)
「先生」なのに。
「先生なんだから!」
「先生でしょ?そんなこともわからないの?」
「先生先生先生。。」
この言葉を言われることが私は世界で、宇宙で一番嫌いです。
言っとくけど、「私は先生ではない」。
自分が出来なかった時、わからなかった時、怒った時、私はこうやって友達や恋人からこの言葉で非難されてきました。
私が人に夢を与えたい、人に喜んでもらいたいと努力しても自分がヒステリーになるとこの言葉一括で「先生やろ!なに教えてるねん!」と怒ること相手に封じ込められてきました。
その言葉を言われると私はもう太刀打ち出来ませんでした。
先生なんだらそれはいけないことなんだ。と自分にも言い聞かせました。
次第に私は怒りが出なくなっていきました。怒ってはいけないことなんだと思うようになったからです。
怒っていても怒りが出てこないんです。
これはとても苦しいことです。
これって私だけじゃなく多くの人にも当てはまることだと思うんです。
「男の子なんだから!」「女の子なんだから!「もう大人なんだから!」「まだ子供なんだから!」
この言葉は、その人らしさを簡単に否定することが出来る「強力な言葉達」だ。
この言葉達って…
一体なんなんでしょうね。。。?
そもそも「先生」ってなんなんですかね?
怒らない人のことでしょうか?いつも冷静な人のことでしょうか?穏やかで優しい人のことですか?
そうじゃなかったらその人は先生は失格なんでしょうか?
それで世の中の先生と呼ばれる人達は苦しんでいます。
どうか苦しまないで欲しい。あなたはそもそも先生ではないのだから。
先生なんてこの世界には存在していない。
だから安心して欲しいんです。
先生と言うのはその人の人生を大きく左右する重大な役割を持っていると思うのです。
そんな役割を背負い込むことがどれだけ自分に負担になるかわかりますか?
自分自身の為に、その重荷から解放されて欲しいです。
先生と言うのは「誰の人生も変えることは出来ない。」
参考になることを単にアドバイスしているだけで、取り入れるかどうかを決めるのはその相手次第です。
先生であることで、責任とプレッシャーがあなたを押しつぶしていきます。
先生であると言うことをいったん横に置いて、あなたは「普通の人間なんだ」ということを思い出して下さい。
怒るし悩むし、憎むし不真面目でもある。
それがあなただ。
誰もが先生になる必要がない。
気をラクにして知っていることを教えてあげればいい。
私の作った「ワンセルフDIO」の海外、全国のトレーナーさんにはトレーナーとして始めることでこのような辛い思いはさせたくありません。
私がこのワークを広める時に一番考慮した一番の点がここです。
だから私はトレーナーさん達にはあなたが一番の生徒であることを忘れてはいけないと言う。トレーナー契約書にも書いてもらいます。
受講生さんにも「トレーナーは完璧な人間ではない、理想像を押し付けないように」の項目にも契約書にサインしてもらいます。
自分が先生だと勘違いした瞬間からワンセルフDIOの教えとズレてしまうからです。
私達は何かになる必要はない。
誰かになってはいけない。
私達であることを大切にして欲しいと思っています。
私が一途に望んでいることはただこれだけです。